こんにちは!
2022年度始まってます〜!
受験科・受験基礎科の新年度一発目は、毎年恒例の
校長先生プレゼンツ【デッサン・ゼミ】が2日間に渡って行われました。
私も何回かこのゼミの様子を見ていますが
おもしろいです。
【デッサン・ゼミ】と聞くと、石膏像など鉛筆や木炭を使って
空間や構造を描くことをイメージしやすいと思いますが
(絵の勉強を始めたばっかり人からすると、
「デッサン」=「鉛筆で石膏デッサンとかを格好よく描くアレ。」
といったイメージが一般化しているので笑)、
墨やクレヨンなどを使って進めていきます。
水墨画と受験で使うデッサンはどう繋がっていくのかな?
と不思議な感覚になりそうな気もします。
感覚の冴えている美術系のみんなは
なんとなく分かるのかもしれませんね〜。
デッサンって概念なので、
鉛筆以外でも着色するときもエスキースでも粘土などで立体を作る際にも使います。
デッサンには色んな考え方がありますが、絵の勉強をたくさんしてきた人たちの間では、
ある程度共通した概念があります。
その基盤に、それぞれ独自の方法論や細かな考え方があったりします。
うえの写真は音楽を聴いてそのイメージを、
クレヨンやアクリル絵具で描いているところです。
感じたまま手を動かす。
(花泥棒の校長先生を激写↑)
受験対策をしていると、どうしても固くなってしまう。
構図が狂ったら、どんなに描写が良くても点数が大幅に下がる…。
かっこいいフォルムよりも正確な形。
これは…!っていういい感じのマチエルができたけど、
空間性に影響があるなら抑えたり消すべきか…。
などなど
だからと言って、正確に描いたのに、
個性がないね、魅力がないね、なんて言われる始末。。(T_T)
(盗んだパンジーをなぜかラーメンどんぶりに入れてこそこそ運ぶ校長↑)
そういうこととはちがった、美術の本来の面白さを感じられるゼミでした。
「面白さ」と言うと誤解を招きそうですが、
こういった美術本来の楽しさも、
普段の受験対策の制作でも織り交ぜていけるといいですよね。
デッサンのことを細かく解説しようかと思ったのですが、
御託を並べても仕方ないので、
とりあえず受験生はよく観察して知っている知識や技術を総動員して手を動かすべし!
一個づつクリアして上手になるというより、広く徐々に上達していくイメージが強いです。
で、習得してくると、また見えることが増えて、また忙しくなる。
デッサンマスターへのゴールはないということで(^○^)
私もまだまだ修行中です。
ではでは。
たのしいゴールデンウィークを。
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